
「先生、これ、なんか変になっちゃった!」
Mottoデザインスクールのレッスン中、そんな声が聞こえてくるのは日常の風景です。Blenderでキャラクターを作っていた子が、関節部分が思ったように曲がらなくて困っていたり、デジタルイラストを描いている子が、背景の色がしっくりこなくて悩んでいたり。
こどもたちは、それぞれが頭の中に思い描く「こんなものを作りたい!」というイメージを持って、制作に取り組んでいます。でも、デジタルでのものづくりは、いつも想像通りにいくわけではありませんよね。特に、デザインや3Dモデリングの世界には、算数や国語のように「唯一の正解」というものが存在しないからこそ、難しいと感じる瞬間も多いようです。
そんな時、私たちは、こどもたちがどのように考え、どのように乗り越えていくのかを一番大切にしています。
「失敗」は「発見」の第一歩なんです

ある日、小学校高学年の子が、Blender(3Dモデリングソフト)で未来の乗り物を作っていました。最初はスムーズに進んでいたのですが、車輪部分の取り付けで苦戦し始めたんです。「先生、これ、どうしてもバランスが悪くなっちゃう…」と、少し自信なさげな声で教えてくれました。
私たちがすぐに「こうすればいいよ」と答えを教えることは、実はほとんどありません。まずは「どうしてバランスが悪く見えちゃうんだろうね?」「もっと安定して見えるには、どんな形がいいと思う?」と、本人に問いかけることから始めます。すると彼は、試しに車輪を大きくしてみたり、取り付け位置を少しだけ前にずらしてみたり。一つ一つ試行錯誤を繰り返す中で、ふと「あ!もしかして、重心が後ろにあるからかな?」と、自分なりの仮説を立て始めたんです。
これはまさに、こどもたちがプログラミング的思考(問題を発見し、解決策を考える)と、デザイン的思考(より良くするための工夫)を同時に働かせている瞬間なんです。何がうまくいっていないのか、どうすれば改善できるのかを、自分で考え、手を動かして検証する。このプロセスが、Mottoデザインスクールのレッスンの核になっています。
最終的に彼は、車輪の形状を一部変更し、重心を前に持ってくることで、安定感のある未来の乗り物を完成させました。完成した時の、あのキラキラした目は忘れられません。「失敗しちゃった!」から始まった制作が、「こうすればよかったんだ!」という大きな発見に繋がったんです。
「正解」がないからこそ、こどもたちは輝く

デザインの世界には、「これが絶対的な正解だ」という唯一の答えはありません。同じテーマで作品を作っても、一人ひとりの個性や感性によって、全く違うものが生まれます。Mottoデザインスクールでは、この「正解がない」ことを、むしろ魅力として捉えています。
デジタルイラストのレッスンで、ある子が「夜空に浮かぶお城」を描いていました。彼は夜空を濃い青色で塗った後、少し悩んでいました。「もっと幻想的にしたいんだけど、どうすればいいか分からなくて…」と。
そこで私は、「どんな夜空が好きかな?」「お城はどんな雰囲気だと素敵かな?」と尋ねてみました。すると彼は、「満月が輝いてて、星がキラキラしてるのが好き」「お城は、ちょっと神秘的な感じがいい!」と、自分のイメージを言葉にしてくれました。それから彼は、紫がかった色を少し足してみたり、小さな光の粒をたくさん描いてみたり、様々な表現を試していました。
この「もっと良くするにはどうしたらいいだろう?」という問いは、STEAM教育におけるデザインの重要な要素です。こどもたちは、試行錯誤を繰り返しながら、自分だけの「良い」を見つけていく。この過程で、感性や創造性はもちろん、論理的に物事を考える力、そして何よりも「自分で決める力」が育っていくのを日々感じています。
保護者の声から見える、成長の兆し

レッスン後に保護者の方とお話する中で、「うちの子、Mottoに通い始めてから、家でも自分で色々と試すようになりました」とか、「前はすぐに『できない!』って諦めていたのに、最近は『もっと良い方法ないかな』って、パソコンに向かっている時間が増えたんです」といった嬉しいお声をいただくことがよくあります。
私たちが目指しているのは、単にBlenderの操作方法やデジタルイラストの描き方を教えることだけではありません。Mottoデザインスクールでの経験を通じて、こどもたちが目の前の課題に対して「どうしたらできるだろう?」「もっと面白くするには?」と、主体的に考え、行動できる力を育むことです。これは、「小学生 ものづくり デジタル」という枠を超え、将来、どんな道に進むにしても必ず役立つ、生きる力だと信じています。
例えば、子供たちが将来Web制作やキッズアプリデザインの世界に進むとしても、根底にあるのは「ユーザーにとって使いやすいか?」「どうすればもっと魅力的に見えるか?」というデザイン思考なんです。
Mottoデザインスクールが大切にしていること
Mottoデザインスクールでは、Blenderを使った3Dモデリング、デジタルイラスト、AIクリエイティブなど、最先端のツールを学ぶことができます。しかし、これらのツールはあくまで「手段」です。私たちが本当に育てたいのは、それらのツールを使って「自分で考え、創造する力」。そして、困難に直面したときに「どうすれば乗り越えられるか」を模索し、実行する粘り強さです。
「正解がない」世界で、自分だけの「答え」を見つける喜び。そして、その過程で得られる「自分でできた!」という達成感。Mottoデザインスクールは、そんなこどもたちの「学びたい!」という気持ちを大切にし、それぞれのペースに合わせたサポートを心がけています。
こどもたちが「自分で考える力」を育み、未来を創造するこどもクリエイターとして羽ばたくための一歩を、Mottoデザインスクールで踏み出してみませんか?
もし、少しでもご興味があれば、ぜひ一度、Mottoデザインスクールの無料体験レッスンに参加してみてくださいね。教室で、こどもたちの「ひらめき」に出会えることを楽しみにしています。