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Blenderのマテリアル設定入門 ─ 質感をリアルにする3つの基本パラメータ

Blenderのマテリアル設定入門 ─ 質感をリアルにする3つの基本パラメータ

モデルを作ったのに、なんか物足りない…?

Blenderでモデリングを頑張ったのに、レンダリングしてみると「なんだかのっぺりしている…」と感じたことはありませんか?その原因、実はマテリアル(質感)の設定にあるかもしれません。

この記事では、Blenderのマテリアル設定で特に重要な3つの基本パラメータを紹介します。この3つを覚えるだけで、プラスチック・金属・木材など、さまざまな素材感をリアルに表現できるようになりますよ!

覚えるのはこの3つだけ!

Blenderのマテリアル設定にはたくさんの項目がありますが、まず押さえるべきはベースカラー・ラフネス・メタリックの3つです。それぞれ見ていきましょう。

① ベースカラー ─ 素材そのものの色

ベースカラーは、その名の通り物体の基本的な色を決めるパラメータです。オブジェクトを選択して「マテリアルプロパティ」を開くと、一番上に表示されます。

ポイントは、光や影の影響を考えずに「素材そのものの色」を設定すること。例えば木材なら薄い茶色、プラスチックのおもちゃなら鮮やかな赤や青を選びましょう。

② ラフネス ─ 表面のザラザラ感

ラフネス(Roughness)は、表面がどれくらいザラザラしているかを0〜1で指定します。

  • 0に近い → ツルツル。鏡やガラスのように光をはっきり反射します
  • 1に近い → ザラザラ。チョークや布のように光がぼんやり広がります

迷ったときの目安はこちらです:

  • 磨いた金属・ガラス → 0.1〜0.2
  • プラスチック → 0.3〜0.5
  • 木材・コンクリート → 0.7〜0.9

③ メタリック ─ 金属かどうか

メタリック(Metallic)は、その素材が金属かどうかを0か1で指定します。中間値もありますが、基本は「金属なら1、それ以外は0」とシンプルに考えてOKです。

  • 0 → 非金属(プラスチック、木、石、布など)
  • 1 → 金属(鉄、金、アルミなど)

メタリックを1にすると、ベースカラーが反射の色味に影響します。金色を作りたいなら、ベースカラーを黄色寄りにしてメタリックを1にしてみましょう!

素材別おすすめ設定

3つのパラメータを組み合わせた、よく使う素材の設定例をまとめました。まずはこの値を入れてみて、そこから微調整していくのがおすすめです。

  • プラスチック:ベースカラー=お好みの色 / ラフネス=0.4 / メタリック=0
  • 磨いた金属:ベースカラー=シルバーやゴールド / ラフネス=0.15 / メタリック=1
  • 木材:ベースカラー=茶系 / ラフネス=0.8 / メタリック=0
  • ゴム:ベースカラー=暗めの色 / ラフネス=0.9 / メタリック=0

まとめ

今回は、Blenderのマテリアル設定で最初に覚えるべき3つの基本パラメータを紹介しました。

  • ベースカラー → 素材そのものの色を設定
  • ラフネス → 表面のツルツル/ザラザラ感を調整
  • メタリック → 金属かどうかを0か1で指定

たった3つのパラメータですが、これだけで作品のクオリティがぐっと上がります。ぜひ自分のモデルで色々な値を試して、質感の違いを楽しんでみてください!

次のステップとして、テクスチャ画像を使ったマテリアル設定に挑戦すると、さらにリアルな表現ができるようになりますよ。

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