
Mottoデザインスクールの講師をしていると、レッスン後に保護者の方からよくこんなお話を聞きます。
「うちの子、絵を描くのは好きなんですけど、いつも何を描いたらいいか分からなくて…」
「ゲームやアニメを見るのは大好きなんですけど、いざ自分で作ろうとすると、アイデアがなかなか出てこないみたいで…」
そうなんです。私たちのスクールに通ってくれている子どもたちも、最初はみんな同じような壁にぶつかることが多いんですよね。
Blenderを使ってカッコいい3Dモデルを作ったり、デジタルイラストで物語を描いたり、AIクリエイティブで新しい表現に挑戦したりと、Mottoデザインスクールでは様々な「ものづくり」に挑戦します。でも、どんなに素晴らしいツールがあっても、最初に「何をどう作るか」というアイデアがなければ、何も始まりません。
私たちがMottoデザインスクールで一番大切にしていることの一つは、この「アイデアを形にする力」、つまり子どもの「発想力」を育むことなんです。
「何もない」から「形にする」難しさと、Mottoのアプローチ

学校の図工や美術の時間では、お手本があったり、テーマが決まっていたりすることが多いですよね。でも、デザインやクリエイティブの世界では、「さあ、自由に作ってごらん」と言われることがほとんど。これが子どもたちにとっては、意外と難しいことなんです。
真っ白なキャンバスや、何もないBlenderの画面を前にして、「何を作ろう…」「どうしたらいいか分からない…」と固まってしまう子も少なくありません。
でも、安心してください。Mottoデザインスクールでは、子どもたちがこの「アイデアの壁」を乗り越え、自分だけの「好き」を見つけ、それを自信を持って表現できるように、いくつかの工夫をしています。
自由な発想を促す「問いかけ」と「引き出し」
私たちは、子どもたちに一方的に「これを作りなさい」とは言いません。まずは、その子の「好き」や「興味」を深掘りすることから始めます。
- 「どんなゲームが好き?そのゲームのキャラクターって、どんな色をしているかな?」
- 「もし、自分でオリジナルのキャラクターを作るなら、どんな能力を持たせたい?」
- 「もし、この空飛ぶ車が動くなら、どんな音がすると思う?」
こんな風に、具体的な「問いかけ」を通じて、子どもたちの頭の中にある漠然としたイメージを少しずつ引き出していくんです。
例えば、先日あったエピソードです。小学3年生のA君は、大好きな恐竜をBlender(3Dのキャラクターや建物をコンピューターの中で作れるソフト)で作りたいけれど、「どんな恐竜がいいか分からない」と悩んでいました。
そこで私は、「A君が一番好きな恐竜はなに?」「その恐竜、もし未来の世界にいたら、どんな風になっているかな?」「空を飛ぶ恐竜だったら、どんな翼かな?」と、一つずつ質問していきました。
すると、A君の目つきが変わり、少しずつ「未来のメカ恐竜で、翼はジェットエンジンで…」と、自分だけのオリジナルアイデアを話し始めてくれたんです。この「問いかけ」の積み重ねが、子どもたちの発想の扉を開くきっかけになるんですよね。
AIクリエイティブが「アイデアの種」を広げる
Mottoデザインスクールでは、AIクリエイティブも積極的に取り入れています。子どもたちが「AIにお絵描きさせるとか、ちょっと反則じゃないの?」と思う保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちはAIを「アイデアの種」を見つけるための強力なツールとして活用しているんです。
例えば、「未来の都市」のイラストを描きたいけど、具体的なイメージが湧かない場合。AI画像生成ツールに「未来都市、ネオン、夜景、浮遊する車」といったキーワード(プロンプトと言います)を入力して、様々な画像を生成してみるんです。
すると、「わぁ、こんな建物があるんだ!」「この光の色使い、すごくきれい!」と、子どもたちはAIが生み出した画像をヒントに、さらに自分のアイデアを膨らませていきます。
「このビルは好きだけど、もう少し丸い形にしたいな」「車はもっとレトロなデザインがいいな」
AIはあくまで「たたき台」を提供してくれる存在。そこから「自分がどうしたいか」を考え、試行錯誤することで、子どもたちの「こども クリエイター」としての発想力はどんどん磨かれていきます。これは、まさに現代の「小学生 ものづくり デジタル」教育ならではのアプローチですよね。
試行錯誤の繰り返しが、クリエイティブを面白くする

アイデアが形になり始めたら、次は実際に手を動かして作り上げていきます。Blenderでモデリングをしたり、デジタルイラストを描いたり、時にはScratchのようなツールでゲームデザインをすることもあります。
この段階でも、私たちは子どもたちに完璧を求めません。むしろ、「どんどん失敗してみてごらん」と伝えています。
「この色にしてみたけど、なんかイメージと違うな…」「キャラクターの腕が短すぎた!」「もっと立体感を出すにはどうすればいいんだろう?」
こんな風に、自分で問題を見つけて、自分で解決策を考えるプロセスこそが、「プログラミング×デザイン」の本質であり、子どもたちの「デザイン思考」を育む上で最も大切な時間なんです。
小学5年生のBちゃんは、自分の考えたファンタジーキャラクターをデジタルイラストで描いていました。最初は単色で塗っていたのですが、「もっとキラキラさせたい!」と試行錯誤する中で、レイヤーの合成モードやブラシの選び方を自ら調べて、何度もやり直していました。
最終的に、彼女のキャラクターは、光が降り注ぐような美しい表現が加わり、見違えるほど魅力的な作品に仕上がりました。この「できた!」という達成感が、次の「もっと!」という意欲に繋がり、子どもたちは自主的に学びを深めていくんです。
「できた!」の瞬間が、次の「もっと!」を生み出す

Mottoデザインスクールでは、定期的に作品発表会も行っています。自分の作品をみんなに見てもらい、友達の作品から刺激を受ける時間は、子どもたちにとって大きな成長の機会です。
「〇〇君のこのデザイン、すごく独創的だね!」「〇〇ちゃんの作品の色使いがとっても綺麗!」
そんな声が飛び交う中で、子どもたちは自分の作品に自信を持ち、他の子の素晴らしいアイデアに触発されて、「次は私もこんなことに挑戦してみたい!」という新たな目標を見つけていきます。
先日、ある保護者の方がこう教えてくださいました。「Mottoに通い始めてから、家でもずっと『次はどんなものを作ろうかな』って、自分で色々なアイデアを書き出すようになったんです。以前は『何すればいい?』って聞いてくることが多かったのに、今は本当に驚いています。」
このお話を聞いた時、私たち講師は本当に嬉しかったんです。Mottoデザインスクールは、Blenderやデジタルイラスト、AIクリエイティブといったスキルを教えるだけでなく、子どもたちが自分の中から「ひらめき」を生み出し、それを「形にする」喜びを知り、自ら「未来をデザインする」力を育む「STEAM教育 デザイン」の場でありたいと願っています。
子どもたちが持つ無限の可能性を、Mottoデザインスクールで一緒に広げていきませんか?
少しでも興味をお持ちいただけたら、ぜひ一度、Mottoデザインスクールの無料体験レッスンに参加してみてくださいね。お子様の「できた!」という輝く笑顔に、きっと出会えるはずです。