
Mottoデザインスクールの講師をしていると、毎日たくさんの「なるほど!」に出会います。特に、こどもたちが「これ、なんでこの色にしたの?」と、自分の作品や友だちの作品について問いかけ始めた時、彼らの中で「デザイン思考」の芽が育っているのを感じて、思わず胸が熱くなるんです。
「お絵描き」と「デザイン」って、一見似ているようで実は少し違うんですよね。もちろん、どちらも素敵な表現活動であることに変わりはありません。でも、Mottoデザインスクールで私たちが大切にしているのは、ただ上手に描くことだけじゃないんです。もっと言うと、絵が苦手だと思っている子でも、デザインの面白さに夢中になれるのが、このスクールの魅力だと思っています。
『なんとなく』から『こうしたい!』へ。デザインの意識が変わる瞬間

レッスンが始まったばかりの頃は、ほとんどの子が「このキャラクターを可愛くしたいな」「かっこいいロボットを描きたい!」と、自分の頭の中のイメージをそのまま形にしようとします。それはそれで素晴らしいことですよね。ですが、途中で「なんか違うな…」と手が止まること、よくあるんです。
例えば、デジタルイラストのレッスンで、ある子が元気いっぱいのキャラクターを描いていました。背景の色選びで悩んでいた時に、私が「このキャラクターの、どんなところが一番伝わってほしい?」と尋ねてみたんです。最初は「えー、元気なところ?」と戸惑っていた彼ですが、しばらく考えて「この子、みんなを笑顔にしたいって思ってるから、明るい色がいいかな!」と答え、そこから背景色を自分で選び始めました。周りの子も「じゃあ、この色はどうかな?」「明るい色って言っても、たくさんあるよね」と、自然とこども デジタルイラストにおける色の意味について話し合っていたんです。
「なぜこのフォント?」ロゴデザインで芽生える『伝える力』

Mottoデザインスクールでは、ロゴデザイン 子供 体験にも力を入れています。自分の好きなものや、架空の会社、学校のクラブ活動のロゴをデザインしてもらうんです。
ある日、小学4年生のタクミくんが、自分の飼っているハムスター「ハムちゃん」のために、オリジナルのロゴをデザインしていました。彼は最初は、可愛らしいハムスターのイラストを中央に配置し、その下に手書き風の文字で「ハムちゃん」と書いていました。私も「可愛いね!」と声をかけましたが、タクミくんは少し不満そうな顔。「なんか、ハムちゃんの元気な感じが伝わらないんです…」
そこで私は、「ハムちゃんの元気さを伝えるためには、どんな形や色がいいかな?文字も、どんな形だと元気が伝わると思う?」と問いかけてみました。すると彼は、Blenderで立方体をカクカク動かしながら、「元気な感じだから、丸っこいより、ちょっとカクカクしてる方がいいかな?でも可愛い感じも欲しいから、角を少し丸くする!」と、形を試行錯誤し始めました。また、文字の形、いわゆるタイポグラフィにも意識が向き、「もっと力強い感じがいい!」と、様々なフォントを試していました。
最終的にタクミくんが選んだのは、角が少し丸まった太めのゴシック体。色は、オレンジと緑を組み合わせたものでした。彼が「オレンジは元気なハムちゃんの明るさで、緑はハムスターが好きな野菜の色なんです!」と、自信満々に説明してくれた時、私は心の中で拍手喝采でした。彼の中で「ロゴは単なる飾りじゃない、メッセージを伝えるためのものなんだ」という、確かな子供 デザイン思考が芽生えた瞬間だったからです。
BlenderとAIクリエイティブが、こどもたちの発想を広げる

Blenderを使った3Dモデリングや、AIクリエイティブのレッスンも、こどもたちのデザイン思考を大きく広げてくれます。
「頭の中にある、もやもやしたイメージを形にする」って、大人でも難しいことですよね。でも、Blenderなら、まるで粘土をこねるように、自由に立体物を作ることができます。最初は「難しい!」と言っていた子も、簡単な操作を覚えると、想像以上のスピードで自分だけの家や乗り物、キャラクターを生み出していきます。平面で考えるだけでは見えなかった「奥行き」や「質感」を意識するようになり、彼らのデザインはどんどん深みを増していくんです。
AIクリエイティブのレッスンでは、AIを「デザインの相談相手」として活用しています。例えば、「元気で可愛いキャラクターのアイデアが欲しいんだけど、どんな色がいいと思う?」とAIに問いかけると、様々な提案が返ってきます。それを見て「この色の組み合わせ、意外と面白い!」「この形はちょっと違うな」と、自分の好みや目的に合わせて取捨選択する。この「問いかける力」と「判断する力」こそが、これからの時代に求められるこども クリエイティブ 教育の重要な要素だと考えています。
デザインは「考える」ことが面白い!
Mottoデザインスクールでは、「絵が上手な子」だけがデザイナーになるわけじゃない、ということを伝えています。大切なのは、「なぜ?」という問いかけを忘れないこと、そして、「こうしたい!」という自分の気持ちをどうすれば相手に伝えられるか考えることです。このプロセスは、デジタルイラストだけでなく、学校のポスター作りや自由研究、将来どんな道に進むにしても、きっと役に立つはずです。
小学生 お絵描き デジタルから始まり、本格的な3Dモデリング、そしてAIとの協働まで。Mottoデザインスクールは、これからもこどもたちの「考える力」「伝える力」「形にする力」を育むお手伝いをしていきたいと思っています。
もし、お子さんが「何かを作りたい」「自分のアイデアを形にしてみたい」と少しでも興味をお持ちでしたら、ぜひ一度、Mottoデザインスクールの無料体験レッスンにいらしてみてください。きっと、新たな「デザインの面白さ」を発見できるはずですよ!